2018年8月31日金曜日

第66回日本PTA全国研究大会新潟大会参加


平成30824日(金)、25日(土)の両日に渡り、第66回日本PTA全国研究大会新潟大会・第50回日本PTA関東ブロック研究大会新潟大会が開催された。

 今年は関東ブロック(地域)研究大会と全国研究大会が私たちの所属する関東ブロックエリアで同時開催となったため、まず全国研究大会を開催し、その後関東ブロック研究大会を開催するという流れでの進行となった。
 同時開催は例年とは異なる特別な機会であったので、さいたま市では可能な限りの方々で参加する事とした。例年にあるような関東ブロック研究大会のみではなく、2日間に亘り2つの大会の全日程を経験出来る恵まれた年度であり、全国視野におけるPTA活動にふれる事はもちろん、新潟県内の様々な地域で開催される分科会に分かれて参加する事で地域の特性や、この機会でなければ訪れることの無かったかもしれない風土に触れることのできる素晴らしい活動となった。また、その熱が冷めやらぬうちの懇談会を通してさいたま市内各地区の方々が意見を交換し、沢山の情報を得る事ができ、大変有意義な大会参加となった。これらの経験から学校のPTA活動にも活用できる沢山のヒントを得ることができた。

「教育は未来を拓く 新潟発 米百俵の精神!~新潟に集い、語ろう 未来の人づくり~」のテーマのもと、全国から約6,400名が集い盛大に開催された。
 
初日の平成30824日(金)は、テーマごとに分科会が新潟県内の各地(10ヶ所)で行われた。
燕三条地場産業振興センターで行われた第2分科会では、麗澤大学学長 中山理様から家庭での道徳教育の大切さについてのご講義があり、その後教育に携わるパネリスト3人と共にディスカッションが行われ、命の大切さ、家庭、学校、地域が連携しながら子どもたちを育んでいく事の大切さが話し合われた。参加者からは「帰ったら子どもと道徳について話しあってみよう」という積極的な感想があった。
第2分科会会場入り口

第2分科会の様子
その他、さいたま市PTA協議会では、
第2分科会:(家庭教育)子どもの心が育つ家庭教育
第3分科会:(学校教育)先人の知恵を現代の学校教育にどのように生かすか
第4分科会:(地域連携)子どもたちの健全な成長に資する地域の教育力
第8分科会:(健康安全)子どもたちの笑顔を、そして命を守るために
特別第2分科会:地域学校協働活動推進のためにPTAが果たす役割
以上の分科会に参加した。

第4分科会では、新潟での地域連携実践報告を聞く事ができた。さらに、コミュニティスクールの実施例や国の方針を文部科学省の方から直接伺うことができた。国政に関わる方から直接お話を伺えるのは全国研究大会ならではと感じた。また、その後に行われた「ワールドカフェ」形式での意見交換では全国津々浦々の方々とその地域でのPTAと地域との連携の在り方を学ぶことができ、さいたま市との違いに驚嘆するばかりであった。改めて老齢化の進む地域社会と学校、子ども達との間でPTAの役割が重要であることを実感できる話であった。

2日目の平成30825日(土)の全体会は、アオーレ長岡とハイブ長岡の2つの会場で開催された。


全体会入り口

記念講演では、俳優の高橋克美とMC松井弘恵さんによる質問形式の対談が行われた。高橋さんからは、夢の大切さ、人とのつながりについて面白可笑しくお話頂きました。参加者からは「話がとても面白く、今回の事でファンになった」「つながりはとても大切だな」などの感想があった。

全体会の様子


 全国研究大会終了後、引き続き行われた第50回日本PTA関東ブロック研究大会では、今年退任された会長に対する感謝状が贈呈され、その後、次回開催地の千葉市への引継式が行われた。

アトラクションで披露された書道パフォーマンス・その1


アトラクションで披露された書道パフォーマンス・その2
(中3・小6・小4の3兄弟による巨大書道)


アトラクションで披露された書道パフォーマンス・その3



大会を終え、情報交換・懇談会の様子