2005年7月2日土曜日

平成17年度 役員セミナー

2005年7月2日(土)、平成17年度「役員セミナー」が市民会館うらわにて開催されました。平成16年度より初めたセミナーです。


初めてPTA会長や副会長になられた方たちに、さいたま市PTA協議会を知ってい頂く良い機会となりました。暑い中、さいたま市内の各校PTA会長や副会長が集まってくれました。


[1]さいたま市PTA協議会 向江正晃会長 あいさつ

健全な大人に育てるために「家庭・地域・学校が連携して共に歩む」 2期目への意気込みを語る。







[2]さいたま市教育委員会教育長  藤間文隆様

前教育長の基盤のを引継ぎ岩槻を加え、①基礎学力の充実②人間関係プログラムを通じてコミュニケーション能力技術の習得③小学は善悪を学び・中学は意欲を持つ子どもを育てる。「おしん」「ちゅらさん」「てるてる家族」、子どもは心の葛藤を克服して明るく元気に育っていく。「親に肯定されて育てば子どもは伸びる」PTAと手を取り合って元気な明るい子ども達を育てて行きたい。




[3]文部科学省 視学官 吉野弘一様 「教育改革について」

総合的学習は、知識があれば答えを見つける事が出来た右肩上がりの高度経済成長時代から経済が成熟して成功の答えが見つからない世界的クロバリゼーションの時代に向かう子ども達に誰も知らない答えを「自ら考える力」、問題解決能力を身につけてもらう事を目的としています。 そのためには親の意識改革と教師の意識改革が必要です。親の皆さんは、子どもと一緒に遊んで(虫取り・木登り・スポーツ・物作り・山や海)子ども達にたくさんの疑似体験をさせながら問題に直面し「自ら学ぶ意欲」「自ら考える力」を養わせるように努めてください。そして、子ども達の通知表の「思考・判断」の評価基準を教師に訊ねて見てください。これは知識を点数で測る事に比べるととっても難しい問題なんです。教師は客観的な評価方法の改善に真剣に取り組まなければ成らなくなります。 21世紀を荷う子ども達に「自ら学ぶ意欲」「自ら考える力」を養うための教育改革には、親と教師の意識改革が必要です。

[4]さいたま市教育委員会生涯学習振興課長 武政英男様

教育委員会の組織及び教育機関について
・幼児教育及び小・中学校教育指導、幼児教育センター、教育課程、学校体育、地域に開かれた学校運営推進、教科書採択、人権教育、学校図書館、幼稚園保育料



[5]埼玉県PTA安全互助会事務局長 森屋敏江様

互助会は保険ではなく「ひとりはみんなのために、みんなは1人のために」を目的とした組織です。PTA活動における事故とその対処、申請の手続きにつういて 電話の応対を実演で解り易く、説明が行なわれた。



[6]さいたま市PTA協議会顧問  橋本正晴

・平成17年度総会資料をもとに市P協の組織・事業・予算・今後の活動について簡略に説明されました。 また、役員として常にアンテナを張って教育に関する情報収集に努めるよう、いろいろな情報の入手先について紹介がありました。



[7]さいたま市PTA協議会事務局 福田節子

・事務局の所在地 ・開局時間等の説明。  事務局員3人お待ちしていますので、何かありましたら遠慮なくお問合せ下さい。




<参加者の感想>
「自ら学び、自ら考える」今の子ども達に欠けているものだと感じます。家庭でのしつけ、学校教育、地域のつながりで大事な未来を荷う子ども達を育てられるようにと感じました。安全互助会の説明は、初めて聞いたのでとっても参考になりました。事故がない事が大事なのですが、おこってしまった時には、本日の説明がとても役に立つと思います。