2019年10月23日水曜日

令和元年度交流会を開催しました


令和元年1018日、浦和ワシントンホテルに於いてさいたま市教育委員会との交流会が行われた。

 さいたま市PTA協議会 遠藤 孝明 副会長の開会のことばに続き、さいたま市PTA協議会 岡野 育広 会長より挨拶があった。

市P協発行予定のガイドブックに対する説明

 第1部は『PTAガイドブック発行に際して』と題し、さいたま市PTA協議会 合谷 竜一 副会長をコーディネーターとして進められ、ガイドブック発行の目的と経緯について、特別委員会委員長 青羽 章仁 顧問より説明があった。

岡野会長・青羽顧問から説明


「ガイドブックをきっかけとして、PTAの目的や重要性の再確認、コンプライアンスの徹底、学校とPTAが足並みを揃え、より連携を深めて持続可能な組織運営をしてほしい。」

 その後のディスカッションでは岡野会長、青羽委員長に加え、さいたま市教育委員会生涯学習部長 竹居秀子様、さいたま市立小学校校長会会長 並木昌和様、さいたま市中学校長会会長 大谷愼也様にもご参加頂きガイドブック発行について話し合われた。

熱い討論

熱い討論2

 さいたま市生涯学習市民意識調査や文部科学省による生徒の学習到達度調査(PISA)の内容などに触れた。家庭教育の重要性が語られ、さいたま市の公立小中学校におけるPTA加入率は99.9%とのこと。
 学校と保護者の連携の大切さ、PTAの重要性などの話があり、ガイドブックに関しては各単位PTAに於いて手紙や広報紙なども用いながら丁寧な説明を十分にし、特にPTA予算に関する部分は慎重に話し合いを重ねて進める必要があるとの話があった。

 最後にさいたま市教育委員会教育長 細田眞由美様よりご挨拶をいただき第1部は終了となった。

公務ご多用中の中駆けつけてくださいました


 第2部では、教育委員会の各方面の方々とPTA会長たちが意見を交わし、有意義な交流会となった。

市内小中特別支援学校のPTA会長と教育委員会が一同に会します


 最後は小学校校長会会長(さいたま市PTA協議会副会長)並木昌和先生よりご挨拶を頂き、さいたま市PTA協議会事業委員長 鈴木利彦のことばで会を閉じた。

令和元年度政令指定都市情報交換会に出席しました


912日、13日、政令指定都市PTA研究大会新潟市大会に参加した。

市P協正副会長で参加

政令市研究大会の1日目は、他の研究大会と同様分科会であるが、各種テーマに基づき、グループディスカッションや、各政令市で抱える課題や、取り組みの成果について真剣に議論する場となっている。

さいたま市からは会長・顧問・副会長・事務局が参加し、事前の下調べや、さいたま市の状況などを携えての参加となった。


私が参加した広報の分科会では、全国の政令市の広報紙を見比べ、その制作過程や、費用、発行頻度などのデータを共有し、どのような記事、取り組みが読者により読んでもらうことができるだろう。求められる広報紙とはどんなものなのか、真剣に議論した。

各協議会が独自に取り組むオリジナルの企画はどれも新鮮で、とても興味深いものだった。


2日目の全体会では、「日本ペップトーク普及協会」の岩﨑由純氏の講演を聴講した。

全体会会場の様子


ペップトークは、もともとアメリカでスポーツの試合前に監督やコーチが選手を励ますために行っている短い激励のスピーチである。「Pep」は英語で、元気・活気・活力という意味がある。

スポーツ選手などの大会ともなれば、その日のために鍛錬を積んだ選手たちが真剣に戦う場となる。

それでは、人前で話をするPTA会長さんたちは、どれだけその日のためにスピーチの技術を磨いてきましたか?という問いにとても興味深いものがあった。

それは子どもを励ます言葉でもあり、能力を伸ばす力を引き出すトーク術である。子どもの前でスピーチをする機会がある私たちにとって、とても大切な学びの機会となった。

次年度開催地広島からのメッセージ

来年は広島市、そして再来年はさいたま市で開催される。子どもたちのためのPTAが今後も発展していけるよう、他の協議会のみなさまとともに、がんばっていこうと思う。



決意を新たに!

2019年9月19日木曜日

日本PTA全国研究大会兵庫大会に参加しました


82324日の第67回日本PTA全国研究大会兵庫大会に、市P常任理事(区連会長・正副)事務局長・事務局統括専務と参加し勉強をしてまいりました。

姫路城(別名白鷺城、美しい!)


23日、さいたま市は姫路会場となる第6分科会「命を守る防災教育」と特別第1分科会「いじめなんてかっこわるい!我が子を当事者にさせないために」に参加しました。



分科会の様子


6分科会「命を守る防災教育」では、防災教育を暗いものに考えるのではなく、未来のためにそして身近に生活に取り入れる大切さを学びました。

実際に震災、津波を経験された方からの貴重なお話に胸を掴まれる思いであるとともに、今できることをしなければと思う気持ちで大変考えさせられました。

24日の全体会では、神戸のワールド記念ホールにて行われました。日本PTA全国協議会と開催県である兵庫県PTA協議会の皆さんの底力とパワーが素晴らしかったです。

8000人が集う全体会会場

歓迎アトラクションは兵庫県といったら宝塚ですね!
宝塚歌劇団OGによるレビューや、兵庫出身のメンタリスト DaiGo氏による
「子育ては、心理学でラクになる!」の記念講演を聞きました。

美しい宝塚歌劇団OGによる舞台

ダイゴ氏の統計に基づいた話は新しい教育論で8000人の会場がどよめくほどの盛り上がりでした。

子供の性格形成は50%は生まれ持ったもので44%が環境、親の育て方は6%だそうです!




楽しみもありながらの大変勉強になる二日間を過ごしてまいりました!



2019年9月4日水曜日

舘岩少年自然の家視察研修・環境整備に参加しました


令和元年817()18()の二日間にわたり行われた舘岩少年自然の家の視察研修及び環境整備に市内PTA役員や関係者52名が参加した。

早朝、大宮から出発

定刻より15分遅れで出発したバスは、岡野会長の挨拶、自己紹介、レクリエーションなどを行いながら、無事福島県会津町へと到着。

すぐさま、体育館で入所式とオリエンテーションが行われた。

新しい施設はとてもきれい
佐藤所長よりご挨拶と所員の紹介並びに施設案内があり、昼食後は館内を見て回った。日頃の管理のおかげでどの部屋もキレイな状態が維持されていた。
子どもたちと同じ体験をしていきます

岡野会長あいさつ

所内見学後、帽子にリュック、首にタオルを巻きズボンの裾はくつ下の中に入れた「舘岩ルック」と呼ばれる服装に着替え、男性は3グループに分かれて木段と登山道の整備を、女性は花壇の除草作業を行った。

とうちゃん達が整備した山道です。みんなも登ってね!

ひと仕事を終えた後は「木賊(とくさ)温泉」で疲れを癒した。
夕方になると恒例のキャンプファイヤーを実施。火の精の格好をしたりマイムマイムを踊ったりと子ども時代に戻ったようだ。各区との交流もでき楽しい時間を過ごした。

なんだかゴージャスな火の神
何年たっても体が覚えてるフォークダンス

夕食は、所員の方々と懇親を兼ねて行われ、運営の苦労や楽しさなどいろいろな話を伺うことができた。

夜中に降った雨も朝にはあがり、二日目はまず、イワナつかみとさばきを行った。
イワナっつかっむっぞ~!

イワナを手づかみで捕まえ、さばき、塩焼きにして食べる、子どもたちと同じ体験をして、命の大切さや命あるものを食して生きていることに対し改めて感謝されられた。

イワナさん、さばきます。おいしくなぁれ~

その後は、源流体験とそば打ちに分かれての体験。

源流体験最大の難関のぼる!

源流体験は、台風の影響で、水かさが増しているかと懸念していたが、さほど影響はなかったようだ。参加者の中には水の中に飛び込み、全身びしょ濡れになる人も見受けられた。二八蕎麦打ちでは、細く切れずに苦戦した。

昼食は、そば打ちチームが打った蕎麦と、自分たちでさばいたイワナをいただいた。格別だった。

おいしく焼けたかな?

この二日間で体験したことは、どれもさいたま市ではできない貴重な体験だった。

自然を生かしたプログラム、そして所員の方々のご指導に感謝すると共に、退所式で佐藤所長が仰った通り、単会に持ち帰り二日間の体験をみんなに伝えなければと強く思った。

ご協力いただいた先生方、スタッフの皆様、今年もありがとうございました!

帰りは、数回の休憩と買い物タイム。千本松牧場ではジンギスカンやソフトクリームに舌鼓を打つ人も。

思っていた程の渋滞や大きな怪我もなく無事に帰宅した。

2019年8月30日金曜日

いじめ防止シンポジウムに参加しました


令和元年8月19日(月)市民会館おおみや大ホールにて、令和元年度「いじめ防止シンポジウム」が開催された。このシンポジウムはさいたま市内小・中・高等・中等教育・特別支援学校の代表生徒、大学生、保護者、教育関係者及び青少年育成さいたま市民会議の代表者が集まり、市を挙げていじめ防止について考えることを目的に開催されている。


開場を埋め尽くす参加者のみなさん


まず、ひまわり特別支援学校の代表生徒により令和元年度に相応しい力強い開会宣言で開会した。



総合司会・進行を務めた大宮北高等学校の代表生徒により「いじめ防止シンポジウム」の開催意義や歴史について説明があり、改めてこのシンポジウムの大切さに気付かされた。


司会進行・大宮北高等学校代表生徒
いじめ防止に向けた代表校の取組みの報告、発表では「平成30年度全国いじめ問題子どもサミット」の参加報告やいじめ防止の取組みを海老沼小学校・第二東中学校の代表児童、生徒により報告があり、参加者の関心を引いていた。


「令和元年度さいたま市子ども会議報告」をする議長団


  演劇の発表では、植竹中学校演劇部により「夏芙蓉」が上演され参加者に感動を与えた。

植竹中学校演劇部「夏芙蓉」




 最後に代表生徒、関係機関が一同に壇上へと上がり、青少年育成さいたま市民会議及びさいたま市PTA協議会よりいじめ防止に向けたメッセージが会場全体へ送られた。


学校・家庭・地域で意思を共有(発言する岡野会長)

 
参加者がこれからのいじめ防止について考え、友の大切さを再度認識し閉会となった。

2019年7月17日水曜日

令和元年度役員セミナー

 令和元年7月3日(水)、浦和コミュニティセンターにて、令和元年度役員セミナーが開催された。

 このセミナーは、各単会のPTA本部役員を対象に毎年行われており、その年初めて役員になった人の参加も多い。今回も300人を超える参加があった。

 冒頭の、岡野新会長による「青羽前会長が築いてこられた伝統を受け継ぎ、さいたま市PTA協議会を盛り上げていきたい。」という挨拶からはあたたかな人柄が感じられ、会場全体が和んだ。



 その後令和元年度市P協役員紹介として、正副会長、常任理事(各区連会長)が登壇した。

さいたま市PTA協議会令和元年度役員の登壇
セミナーは、岡野会長から「PTAについて」という議題で、PTAの意義や市P協の組織・活動について説明。

PTAについて(市P協の組織について)

PTAについて(市P協の活動について)

 さらにDVDにて「新任会長奮闘記」といったフィクションドラマを放映。

某有名漫画家によるフィクションドラマ
 最後は青羽顧問による「旧職員の働き方改革とこれからのPTA」の講話で締めくくられた。

青羽顧問による講話


 参加者からは、「単会の総会も終わり少しずつ慣れてきた今、改めて組織の仕組みや本部役員の役割が良く分かった」「区連、市Pなどのスケールメリットについて理解できた」「PTAの意義が良く分かった」などの感想があった。

2019年6月14日金曜日

平成最後の役員研修会を実施


平成31年4月17日(水)、市民会館おおみやにおいて、役員研修会が開催された。

役員研修会は、単位PTAで新たに役員となる方を対象として、PTA活動に対して、より理解が深まるように年度初めに開催されている。
研修会は、分科会形式で進行され、さまざまなテーマでPTA活動に対して知見が広まるように構成している。

第一部「市P協事務局について」
    各単位PTAを統括するさいたま市PTA協議会との事務連絡等として、報告や申込等の各書式の記入や使送便等の使い方について説明するほか、5月以降の事務局の移転について、福田節子事務局長から説明が行われた。


事務局について、熱心にメモをとる受講者

第二部「PTA会費について」
    「PTA会費の正しい使い方、寄付、監査、支出について」、留意すべき事項等の詳細の説明や会計処理の精確さと監査の重要性について、阿部達也常任理事並びに川本泰正顧問会計士より説明された。

第三部 「PTA組織と活動のあり方」
    「子どもたちの未来をはぐくむPTA活動」と題し、さいたま市教育委員会細田眞由美教育長による講話がされた。


教育長の講話
   
  
   子どもが健やかに成長していくために、現在の家庭教育を取巻く状況や家庭と学校がお互いに信頼し合う関係を作ることの大切さを話されたほか、魅力あるPTA活動の取組みについて触れられた。

    講話後には、南常任理事の進行による青羽章仁会長(開催日現在)と細田眞由美教育長によるディスカッションが行われた
 
ディスカッションの様子

2019年6月13日木曜日

令和元年広報紙づくり講習会が実施されました


令和元年5月15日(水)、浦和コルソホールにて、日本教育新聞社編集局 取締役の矢吹正徳氏を講師として招き、広報紙づくり講習会が開催され、市内各校のPTAより235名の広報担当者が参加した。

講習は、広報紙の役割、内容、紙面組などPTA広報紙についての講師による説明から始まり、ワークショップ形式による演習・発表、講師による講評を受けて終了した。

 冒頭、講師からは、PTA広報紙はPTA活動のバロメーターであり、広報紙づくりは仲間づくりでもあること、読まれる紙面・読みたくなる紙面とは何か、PTA広報紙として相応しい記事は何か、など、初めて広報紙を作成する参加者に対して、丁寧な説明がされた。

広報紙について説明をする講師


ワークショップの第1部は、過去の入賞記事を参考にして、紙面を良くするための工夫や特集となる企画のアイデア出し、広報紙を読ませるための見出しの作り方などを学んだ。講師は、各テーブルを回り、色々なアドバイスを行いながら、1つひとつ丁寧に質問に答えていた。

熱心に議論する参加者の皆様

テーブルを回りアドバイスをする講師



ワークショップの第2部は、実際の新聞記事の切り抜きを使い、見出しや写真、記事のレイアウトを決める紙面づくりの演習が行われた。
記事はバラバラに分割されており、縦書き・横書きの記事もあることから、参加者は、限られた時間の中で色々な配置を試しながら紙面づくりを行っていた。

ようやく出来上がった紙面は、前方に並べて張り出され、講師による講評が行われた。


張り出された紙面を前に参加者みんなで講師の講評を聞き入る

講師からは、縦書きの場合の「写真」の配置、「見出し(リード)」の位置、「文字」の読ませ方、など基本的に押さえておきたいポイントについて、各紙面を用いた丁寧な解説が行われた。

講習会終了後は、広報紙づくりに熱心な学校の参加者が、今年度の広報紙コンクールの受賞作品を読んで、熱心に研究する姿が見られた。


2019年3月25日月曜日

平成30年度教育委員会との懇話会


 平成31年2月1日(金)大宮区役所多目的室にて、教育委員会との懇話会を開催した。

 懇話会では、現在教育委員会が力を入れて取り組んでいる「親子支援プログラム」及び「いじめノックアウトセミナー」の2つのセミナーを指導2課主任指導主事のお2人が講師となって行われた。
教育行政に直接かかわってくださる先生方においでいただきました。

 「親子支援プログラム」では、人間関係が希薄となってきていることや社会の急激な変化等に伴い、子ども達の家庭内外における過ごし方や他者との関わり方に大きな変化が起きているといった現状の中、家庭における親子のふれあいやコミュニケーションの重要さや、子どもとのコミュニケーションを豊かにするためのスキルを習得するためのものという趣旨説明があったのち、実技が行われた。

まずは心をほぐし、かつ、人間関係についてお勉強

 実技では、「叱り方」「ほめ方」について、設定されたシチュエーションにそって、親役と子役の2人1組で行い、その後お互いの感想を言い合った。実技中は笑いが出たりして終始和やかに進行していった。

 最後のまとめでは、コミュニケーションは「I messeage(私、伝える)」で話すことが大切であるとまとめられた。

 引き続き行われた「いじめノックアウトセミナー」では、事例をあげながら、いじめの実態や現在のいじめの定義がどのようなものなのか最初に紹介された。

さいたま市として取り組む最重要課題です。

いじめ防止対策推進法では、児童等が心身の苦痛を感じているものをいじめと定義されており、いじめはどの子どもにも起こりうるものであるという言葉に驚いた。

紹介された事例の中には、「えっ!これもいじめなの?」というくらい普段でもよく見かけそうな光景であっても、現在はいじめとして積極的に認知することで、いじめの芽を早期に発見し、いじめをなくすという強い気持ちで取り組んでいることが分かった。

え!これもいじめなの?!

 もし、いじめがあった場合に、私たち保護者は、子どもを守るという気持ちで、しっかりと寄り添って自己有用感を育むとともに、冷静に学校と保護者が協力し解決していくことが重要とのことであった。

セミナー後の情報交換会では、セミナーを受講しての感想や要望、認知度を広げるための方策を教育委員会の方に提案した。

真剣に学ぶ理事