2009年11月20日金曜日

平成21年度 役員研修・人権講演会

2009年11月20日(金)、平成21年度さいたま市PTA協議会役員研修会が、市民会館おおみやで開催されました。
この研修会は、PTA関係者のみならず、一般にも参加を呼びかけて行われたもので、用意した1200部の資料が、あっという間になくなってしまうほどの盛況ぶりでした。

副市長のご挨拶、市PTA協議会 渡辺会長のご挨拶に続き、第1部として、人権の標語と作文の表彰式が行われました。最優秀作品に選ばれた市内小中学校の児童・生徒が一人一人、桐淵教育長から表彰状を手渡されました。会場を埋め尽くした大勢の人々が見守る中、受賞した子どもたちは、少し緊張した面持ちで受け取っていました。


人権標語の表彰式           人権作文の表彰式

第2部は、長野県にある諏訪中央病院の医師・名誉院長であり、著書「がんばらない」で有名な鎌田 實氏による人権をテーマにした講演会が開催されました。
私たちのかけがえのない大切な命、その命を繋いでいくことの大事さについて、たくさんのスライドを用いて懇々と説き起こしてくださいました。
また、「人間はまだらである」「人にレッテルを貼らない」など、大変含蓄のある言葉を、ご自身の赤裸々な人生体験を交えてお話し頂きました。
人が温かい心で人に接して生きていくことが、いかに重要であるのかが、心に残る数々のエピソードを通して語られ、聴衆の胸を熱くしました。感動のあまり涙をぬぐう姿も見られ、講演の終わりには大きな拍手がいつまでも鳴り止みませんでした。

講師の鎌田實さん          会場は満席になりました