2010年8月28日土曜日

第58回 日P全国研究大会 ちば大会

2010年8月27日(金)・28日(土)の2日間、第58回日本PTA全国研究大会ちば大会が千葉市幕張メッセを中心に開催され、全国各地から約9,000名のPTAの仲間が集まり、盛会のうちに終了しました。さいたま市P協からは約100名が参加しました。

今大会の概要は次のとおりです。

  • 大会主旨

 人を愛し、夢を抱き、大きく羽ばたく未来への道のりを守り創ることを伝えたい
 美しい海、花香る房総、”ちば”に集い
 「子どもたちのきらめく笑顔のために」語り合いましょう

  • 大会スローガン

 房の国 集い語れば 実りあり!

  • メインテーマ

 花 PTA活動を通して、ひとりひとりの花を咲かせよう!
 海 大海のごとく広いPTA活動にすすんで船出しよう!
 房 みんなのPTA活動で夢を実らせよう

  • 開催日

 8月27日(金)分科会 千葉県内10会場
 8月28日(土)全体会 幕張メッセイベントホール

  • 分科会

大会1日目は、10の分科会に分かれ、それぞれの研究課題について基調講演や活動事例発表、パネルディスカッションが行われました。

  1. 組織・運営「学級のPTAなくして、日本のPTAなし」(市川市文化会館)
  2. 家庭教育「遊びから生まれてくる子どもとの会話」(千葉市民会館)
  3. 学校教育「子どもたちに残そう この地球(ほし)の恵み」(習志野市文化ホール)
  4. 広報活動「企業から学ぼう!広報・PR」(千葉市東京ベイ幕張ホール)
  5. 地域連携「地域でのびのび育て!子ども」(船橋市民文化ホール)
  6. 人権教育「生きるための性と生」(八千代市市民会館)
  7. 国際理解「地球規模の人間形成に必要な資質・能力・技能とは」(浦安市文化会館)
  8. 健康・安全「こどもの未来は生活リズム」(千葉市京葉銀行文化プラザ)
  9. 特別第1分科会「いのちの大切さ」(千葉市幕張メッセ)
  10. 特別第2分科会「新学習指導要領により、学校教育やPTA活動はどのように変わるのか?」(千葉市幕張メッセ)


  • 全体会

2日目の全体会は、幕張メッセイベントホールで式典が行われ、大会宣言・決議が採択されました。続いて、松岡修造氏(元プロテニスプレーヤー・タレント)による記念講演『叱って・ほめて・抱きしめろ』が行われました。


フィナーレのアトラクションでは、劇団四季によるミニステージが行われ、「美女と野獣」や「キャッツ」などミュージカルで歌われる曲が披露されました。

<全体会>

  1. 開会の言葉
  2. 国歌斉唱
  3. 主催者あいさつ
  4. 来賓祝辞(森田健作千葉県知事ほか)
  5. 来賓紹介・祝辞披露
  6. 大会宣言決議
  7. PTAの歌斉唱
  8. 感謝状贈呈
  9. 大会旗引継
  10. 次期開催地あいさつ(2011年は広島県福山市です)
  11. 閉式のことば

<記念講演>
 松岡修造氏 「叱って・ほめて・抱きしめろ」

<アトラクション>
 劇団四季「ちば大会特別プログラム」

記念講演のステージにラケットを持って登場した松岡氏は、積極的に舞台から降り、観客席に飛び込んで話をされる姿が好印象でした。ご自身が主宰する「修造学園」での実体験を交えてのお話は、聞き手を飽きさせることのない、とても熱く楽しい内容で、たくさんのパワーを与えて頂けた講演でした。

『子どもたちに何も教えないで、気付かせることなく、ただ「頑張れ!」と言っているだけではダメである。子どもたちが気づけるようにしてあげてから「頑張れ!」と応援するのである』との松岡氏の言葉が、深く心に残りました。
アトラクションで曲を披露してくれた劇団四季は、日本最高峰の歌劇団の一つです。「ホンモノ」はやはり素晴らしく、子どもたちにもいろいろな「ホンモノ」を体験させてあげたいと感じました。

「ちば大会」は、とても思い出に残る大会でした。参加者一同、「子どもたちのために何をすべきなのか」「子どもたちとどう向き合えばいいのか」を学び、感じ、語り合った二日間でした。これを糧に今後のPTA活動や地域活動に活かしていきたいと思います。

末筆になりますが、今大会を主催されました千葉市PTAの皆さま、大変お世話になりました。ありがとうございました。

2010年8月21日土曜日

平成22年度 舘岩少年自然の家視察研修

2010年8月21日(土)・22日(日)、市P協より46名が参加し、舘岩少年自然の家の視察研修が行われました。

緑に囲まれた少年自然の家

両日とも晴天に恵まれ、大変有意義な二日間となりました。
行きのバスでは、武藤氏(桜区)が市Pの事業委員長として「おやじバスガイド」を行ない、楽しい旅のひとときとなりました。

初日の午後は、施設周辺の環境整備を行いました。女性グループは除草作業、男性グループは木段作りです。所員(さいたま市教職員)の方々のすばらしい段取りもあって、手際よく作業を終えることができした。取材を通じて、毎年、この環境整備がさいたま市の子どもたちの役にたっていることを肌身に感じて実感しました。作業の後は天然温泉で疲れを癒し、夕食は所員の皆さんと一緒に楽しい懇親会となりました。

木段作り                         除草作業

2日目は「イワナの掴み取り」を全員が体験し、その後、「源流探検」と「そば打ち体験」をグループに別れて行ないました。さいたま市の子どもたちと同じ体験学習を行なわせて頂いて、すっかり童心に帰り、楽しい時間となりました。

源流探検                     そば打ち体験

昼 食

この視察・研修を通じて、舘岩少年自然の家のすばらしさを改めて実感しました。もっと多くの方に施設を利用して頂き、自然体験学習を通じて多くのことを学んで頂けたらと切に感じつつ、施設をあとにしました。

市P協の参加者たち