2009年5月19日火曜日

平成21年度 広報紙づくり講習会

2009年5月19日(火)、平成21年度 さいたま市PTA協議会「広報紙づくり講習会」が、浦和コルソホールで開催されました。


渡辺会長より「広報紙は形に残り、読み継がれていくものです。この機会を大いに役立てて、ポンと机に置かれたときに目にとまるような広報紙を作っていただけたら幸いです。」とのご挨拶がありました。

講師は昨年に引き続き、日本教育新聞社編集局報道部長の矢吹正徳氏にお願いしました。

榎本副会長 開会の言葉                渡辺会長 挨拶

第1部は、「広報紙の大原則」「広報の勝負どころ」「活性化のためのノウハウ」「見出しの工夫」についての講演。そのなかで「広報紙にはこれが正解というものはありません。作り手と読み手の求めているものが同じなので、自分が読みたいものを作ればよいのです。あまり杓子定規に考えず楽しんでつくる、それが醍醐味ではないでしょうか」とのお話があり、参加者は感銘を受けた様子で聞いていました。

第2部は、実際に写真や記事を切り貼りする「紙面づくり作業」を体験しました。参加した約300名のほとんどが、広報紙づくりに初めて挑戦する方ばかり。「見出しの配置が難しい」「空間の使い方がわからない」「記事と写真のバランスがとれない」など、慣れない作業に悪戦苦闘の様子でした。
ときおり矢吹氏にアドバイスをもらいながら、グループごとに知恵を出し合って工夫を重ね、なんとか紙面を作成。同じものを切り貼りして作業しているにもかかわらず、出来上がりは様々で、それぞれの努力と苦労の跡が見受けられる紙面になりました。

説明をする矢吹氏              テーブルを回ってアドバイス

矢吹氏の説明はとても丁寧でした テーブルを回ってアドバイス 昨年度の優秀広報紙を見る参加者

最後に矢吹氏から「魅力ある広報はPTA活動のバロメーター。地域を知ったり、すてきな仲間ができたりと、とてもよい活動です。どうぞ積極的な気持ちで広報紙づくりをしてください」と激励を受け、閉会となりました。

昨年度の優秀広報紙を見る参加者

帰路につく参加者から「広報委員になってたまらなく不安でしたが、やれそうかなという気持ちになりました。来てよかったです」「すごく参考になりました。今までは学校行事ばかり載せてきましたが、これからは特集記事でいろんな問題を取り上げていこうと思います」など、うれしい声が聞かれました。