2016年12月21日水曜日

人権啓発講演会

20161116日(水)さいたま市民会館おおみや大ホールにて、「人権啓発講演会 市PTA協議会研修会」が開催された。

1部では人権標語と人権作文の表彰式が行われた。人権標語最優秀作品には9名、人権作文最優秀作品には8名の児童・生徒が表彰されました。最優秀作品がすべて掲載された小冊子が参加者に配られ、その素晴らしい作品に、参加者からは称賛の声があがっていた。


表彰式

2部は、ジャーナリストの辺 真一(ぴょん じんいる)氏の講演会でした。まさに渦中の韓国情勢もあり、当日も朝9時までTVの生放送に出演してからの講演会で、その後も2本のTV出演があり大変ご多忙そうだった。
講演内容のテーマは「心の国際化をめざして」。
ご自身が在日として生まれ、日本名を使わなければ就職も困難だった実体験などを交えた内容である。お互いの国民性の違いを認め、相手との違いを認めることが相互理解への道だとの事。
日本は「親しき仲にも礼儀あり」であり、もらったら返すプラスマイナスゼロの関係。
韓国は「親しき仲には礼儀はない」であり、お金のある方、肩書が上の方、年齢が上の方がご馳走し続ける関係。
など、国民性の違いのお話を例に出しながら、相互尊重の大切さを講演された。



自転車誘導の市P協事業委員Part1
自転車誘導の市P協事業委員Part2


関東ブロック研究大会茨城大会に参加

1021日(金)22日(土)、関東ブロック大会茨城大会が開催されました。初日は分科会で、各区それぞれに分科会に参加した。第2分科会ではさいたま市立片柳小学校・片柳中学校が合同でPTAと地域が連携して150年の歴史ある地域の祭りを継承する事例を発表。第7分科会ではさいたま市立上落合小が事例発表で登壇し、PTA活動のICT化を発表。

 二日目の全体会は茨城県の大宮北小学校4年生による子ども歌舞伎披露が素晴らしかった。貫禄十分で、スター歌舞伎役者にも劣らぬ存在感だった。

子ども歌舞伎
講演会は東京大学先端科学技術センターの西成先生。渋滞学や無駄学といった著書がある。アリがなぜ渋滞しないのか。渋滞はどうすればいいのか。など身近な問題を科学的に数学的に証明しながら説明され、本当にわかりやすいお話だった。
 中でも無駄の大切さ。科学的ゆとりのお話は有意義であった。科学的ゆとりは目的があってあえてマイナスをとること。将来高確率でプラスになるもの。長期的視野であること。
多段階思考(考え続ける力)が大切であることを学びました。
 「面倒だと思ったらそれをする」「だめだとわかって3ケ月」
一見損や回り道だと思うことは損ではなく、科学的ゆとりであり、期間設定が大切だとのこと。将来をみすえた長期スパンで子どもたちの教育や成長を大切にしたいと感じた。

集合写真

さいたま市PTA協議会創立15周年記念 教育委員会との交流祝賀会

平成281014日(金)、浦和ワシントンホテルにて、さいたま市PTA協議会創立15周年記念 教育委員会との交流祝賀会が盛大に行われた。
清水勇人さいたま市長、稲葉康久さいたま市教育委員会教育長、歴代の市PTA協議会長6名、市立高等学校PTA会長を来賓にお招きし、さいたま市内にある小中学校のPTA会長並びに教育委員会からは35名のご出席をいただいた。
式典に先駆けて、「さいたま市の学校教育における取組と次期学習指導要領について」と題して教育長による基調講演が行われました。
スクリーンを使い、5つのテーマ(グローバルスタディ、よい授業、さいたま市における小中一貫教育、中等教育学校の開設、次期学習指導要領・教育課程について)についてお話をいただきました。

40分間という短い時間でしたが、私たちも初めて見聞きすることが多く、用意した質問時間もオーバーするなど、新鮮かつ熱を帯びた講演でした。

稲葉教育長による基調講演

式典では、いじめ防止スローガンを全員で唱和した後、青羽市P協会長より挨拶があり、脈々と続く歴史の中で、子どもたちのために何をするのかを第一目におき、躊躇なく変化にとんだ行事を催し、本来の目的を忘れず邁進してほしい、とのお言葉をいただきました。

いじめ防止スローガンを全員で唱和


青羽会長挨拶
続いて岩田哲也15周年記念事業実行委員長からは、15年の歴史は決して長いものではないが、だかこそ次へ向かう変化が出来る、未来へ向けて必要とされる市P協であるように頑張ろうと激励をうけました。

岩田実行委員長挨拶
清水勇人さいたま市長からは、ご自身もPTA会長なされた経験から、PTAと地域が子どもたちを見守り育てている風土こそがさいたま市の魅力であり、混沌としたこの時代だからこそPTAが必要であり、夢をかなえる力を育める子どもたちを一緒に育てて行きましょうと力溢れるご挨拶をいただきました。

清水市長より祝辞
その後教育長、桶本大輔さいたま市議会議長、橋本正晴さいたま市PTA協議会初代会長より皆が一丸となって子どもたちの未来を一緒に作り上げていきましょうとご挨拶をいただきました。
ご来賓の皆様をご紹介した後、全員揃っての記念撮影を行い、盛会のうちに交流祝賀会が閉会となりました。

記念撮影