2013年1月25日金曜日

平成24年度 懇話会

2013年1月25日(金)に市教育委員会との懇話会を開催しました。

教育委員会から桐淵博教育長、小林俊雄学校教育部長をお招きし、第一部として教育長より『希望をはぐくむ教育の推進』の題目で講演が行われました。

昨今、報道でも話題になっていますが、教職員の早期退職について冒頭に言及がありました。早期退職を辞退された先生も数名いること、保護者の方々は安易な報道に惑わされることなく、冷静に対処して欲しいこと、さいたま市教育委員会においても最大限の対応をしてゆく所存とのお話がありました。

熱心に講演に聞き入る参加者たち

桐淵教育長による講演

続いて、いじめと不登校についてのお話がありました。
「さいたま市は全国平均よりも不登校の児童が少ない」とのことで、これは家庭と学校教育の賜物であるという見解が示されました。また、今後は小中一環教育の研究や小学校と中学校が連携する交流会などを検討していくこと、いじめについては特に陰湿的なものや集団暴力は人間としてあらぬことをしっかりと指導し、人間関係プログラムに基づいた教育を心掛けていくとのお話がありました。

後半は事前に集計したアンケートに応える方式で話が進み、教育長の人間観、教育理念などを交えて楽しくお話し頂きました。
また、小林俊雄学校教育部長からもお話を頂き、カラーコーディネートの心理学を交えたとてもユーモアのある内容で会場が盛り上がりました。

第二部は、小林俊雄学校教育部長の乾杯のご発声により和やかにスタート。
今回の懇話会を企画運営した事業委員会のメンバーから暖かいスピーチも飛び出しました。最後に高島清副会長から、26年度関東ブロック研究大会を見据えたコメントがあり、幕引きとなりました。