2006年10月6日金曜日

第62回 指定都市PTA情報交換会 広島大会

2006年10月5日(木)・6日(金)の2日間、広島にて第62回指定都市PTA連絡協議会研究大会が開催され、大人や子どもの規範意識や自己統制力、社会性の育成を目指して学校、家庭、地域の連携をより深めるためのPTA活動はいかにあるべきかを研究主題とし、4つの分科会で討議がなされた。


第一分科会では、「PTAの組織と運営」として、保険業法の改正による安全互助会の取り扱いや、市P、区P、単Pとのかかわりあいについて再確認の場となった。

第二分科会では「PTAと生涯学習活動」をテーマに子どもにとって親はどうあるべきか、親の役割として家庭教育しつけの見直しの必要性について考え、父親の参画が不可欠との討議がなされた。


第三分科会では「PTAと地域社会」について、子どもたちをまもるためには、地域の協力を得ると同時に、まず出来ることから迅速に行動を起こす事の重要性を考えさせられた。

第四分科会の「PTAと広報活動」からは、広報委員のコミュニケーションから生まれる保護者、先生、地域の方々との「輪」を通し、PTA活動に参加できない会員の方も広報誌を見る、またはアンケートやコラムなどでの紙面参加という考え方が提言された。また、今後、政令市間での広報誌の意見交換を定期的に行ってみてはなど、活発な提案も。


最終日の全体会では、地元広島市出身のタレント、島田洋七氏を講師に向かえ、「元気、勇気、やる気」と題し、記念講演が行われとても元気づけられるユーモアたっぷりの内容であった。また、来年度開催予定のわがさいたま市PTA協議会によるPRの場を最後に、盛況のうちに幕をとじた。