これは清水市長が力を入れている政策の1つで、「しあわせ倍増プラン2009」に位置づけられ、24年度末までに全校で実施することを目標にしています。先日、モデル校の発表があったばかりということもあり、渡辺会長をはじめ、25名の参加者は真剣に耳を傾けていました。
当初は、学校が休みである土曜日を活用し、子どもに学ぶ楽しさを感じてもらい、学力アップを目指すことを目的として「土曜日寺小屋(通称「ドテラ」)」と呼ばれていました。しかし、平日においてもその機会を拡大するため、現存の放課後こども教室と連携・協力して進めていくということから、「チャレンジスクール」という名称に変更したそうです。
基本的な制度設計は市が行いますが、運営組織は各学校に配置される学校地域連携コーディネーターを中心として、各校の実態にあわせて実現していくとのことです。また、具体的な運営については、地域の方々が中心となり、私たちPTAも何らかの形でこれに携わっていくことになる見込みです。
挨拶する渡辺会長
説明の後、質疑応答が行われ、運営組織の構成や事故への保障・他について、活発な意見交換が行われました。市職員の皆さまには、真摯にご回答頂き、まさに冒頭の挨拶で渡辺会長が述べた「PTAと市が力を合わせる」有益な機会にすることができました。ありがとうございました。
チャレンジスクール運営組織の立ち上げにおいては、関係者の多大な努力・労力を要することは論を待ちません。しかし、このチャレンジスクールで学んだ子どもたちが、いつの日か運営スタッフとして戻ってきて、地域の絆が益々深まっていく。そんな素敵な未来が実現することを願い、私たちPTAも惜しみない協力を行いたいと思います。
市職員による説明
真剣に聞き入る聴講者