この大会は日本PTA全国協議会(日P)に所属する13指定都市PTA協議会の役員並びに関係者が一堂に会し、指定都市間の連携協力と情報交換、共通した課題の解決方法を検討することを目的として毎年開催されています。
今回、さいたま市PTA協議会からは、正副会長・事務局長の5名の参加と、初の試みとして教育委員会から1名のご参加をいただきました。
分科会の様子
活発な情報交換がなされた交流会
初日は、日P会長・川崎市教育委員会などのご来賓が臨席して開会行事が実施され、その後、3分科会(「組織・運営」「研究・研修活動」「生涯学習活動」)に分かれて、およそ3時間に及ぶ情報交換や事例発表、ファシリテーションを使ったグループディスカッションなどが行われました。休憩を挟んだ後、交流会が開かれ、各テーブルとも、分科会ではまだまだ話し足りなかったとばかりに情報交換に花が咲いていました。
参加型だった講演会
さいたま市からの参加者
2日目は全体会がありました。初日に行われた各分科会の報告がされた後、東日本大震災で被害のあった仙台市PTA協議会より、震災時の学校や児童・生徒の様子や復興への熱い想い、また、全国からの応援・励まし・義援金などへの御礼のことばがありました。
続いて行われた記念講演は、東京聖栄大学教授の岡田弘先生による、今大会テーマと同じ「子ども・おとな・ 共に生き 共に育む ~未来の子どもたちのために、今、私たちができること~」と題した講演が行われました。保護者の子どもたちへの考え方や接し方、お互いを認め合う、尊重し合う心など、共生・共育プログラムを実際に体験するという参加型のものでした。
内容満載で駆け抜けた二日間でしたが、この大会で学んだ様々なことを今後のさいたま市PTA協議会の運営に活かし、各連合会はもとより、各単位PTAの活動につながるようにしたいと思います。