市内の約240名のPTA役員が出席し、講師の先生方のお話を熱心にメモを取ったり、ゲーム形式の体験講座で盛り上がったり、とても楽しい有意義なセミナーとなりました。
「児童生徒の心のサポート」というテーマで、児童生徒を取り巻く現在の状況をお話いただきました。
家事手伝いを多くしている子(小学校高学年)ほど規範意識(成人)が高かくなる。
自然体験の多ければ多いほど道徳感・正義感が高くなる。
など「子どもの体験活動の実態に関する調査研究」をもとに興味深いお話がありました。
児童生徒を取り巻く現状としては、
小学生も、中学生も学習に不安
生徒指導面の課題解決には、小・中連携が不可欠
ということから「小・中一貫教育」の取組のご紹介がありました。
「教育とは 家庭でしつけ 学校で学び 地域で育つ」というお話が印象に残りました。
[2] 体験講座(さいたま市教育委員会 指導2課 内田崇史先生)子どもとのコミュニケーションを深めるためのスキルを学ぶ「親子支援プログラム」を体験しました。
ゲーム形式の演習を行うなかで、自然とコミュニケーションが取れて心が通い合えるというプログラムです。
- 子どもの話に対する同調や共感の仕方
- 子供とのスキンシップの取り方や叱り方、ほめ方
- 子どもの発する言葉の裏側にある子どもの気持ちの感じ方
など、「子どもの気持ちの受け止め方」「子どもとのかかわり方」「家庭での対応」について教えていただきました。
最後に、さいたま市PTA協議会 鵜沢勇会長よりPTAの組織・活動・事業・予算等の説明をして役員セミナーは終了となりました