2016年8月31日水曜日

平成28年度「いじめ防止シンポジウム」

~いじめを起こさせない、見逃さない環境づくり~

平成28年8月24日(水)1345~ さいたま市文化センター 大ホールにおいて
平成28年度「いじめシンポジウム」が開催された。

さいたま市長 清水勇人市長、教育委員会 稲葉康久教育長も参加された。

さいたま市内小学校・中学校・高校・特別支援学校の代表生徒、保護者、教職員関係者及び、市内10区67地区の育成会で構成されている「青少年育成さいたま市民会議」代表者の皆さまが集まり、市を挙げて、いじめの問題について考える会合が行われた。

いじめに関する情報提供、いじめ撲滅に向けた実践的取組の発表。

代表児童生徒による いじめ撲滅に向けた主張を行い、会場全体でそれぞれの立場で一緒に考えた。

青少年育成さいたま市民会議の方々による「いじめ防止のための五ヶ条」も発表された。

いじめ防止のための五ヶ条
(青少年育成さいたま市民会議)

一 地域の子供たちが心身ともに健全に過ごせる環境づくりを目指します。

一 地域であいさつの輪を広げ、子どもたちに進んで声をかけます。

一 地域住民同士がつながりを深める行事や活動を通して、
  子どもたちの社会性をはぐくみます。

一 いじめは絶対に許されないという意識をもち、
  地域全体の目で子どもたちを温かく見守ります。

一 子どもたちの健全育成に向けた啓発活動を積極的に行い、
  地域で子どもたちを守ります。

青少年育成さいたま市民会議…市内10区67地区の育成会で構成されている。


いじめは被害者・加害者・傍観者とに別れており、その大半が傍観者である。
いじめは全国で188,000件の報告があり、その大半が傍観者としていじめを見過ごしてしまっているのが現状である。

今回は小中学校のブロック代表114名が「いじめ撲滅」について、カウンセラーから
いじめの傍観者の心理を教わり、傍観者をなくすため、少しでも少なくするための取り組みや、いじめを減らすための効果的な取り組みなども報告された。

近年は、SNSなどのいじめも増えてきており、個人情報漏洩の問題も多くなってきていると報告された。

青少年育成さいたま市民会議による「いじめ防止のための五ヶ条」の唱和

さいたま市PTA協議会による「いじめ防止スローガン」の唱和

全員で心をひとつにいじめに取り組むことを誓う

清水市長のご挨拶

子どもたちによるいじめ防止ポスター

小中学校が連携したいじめ撲滅に向けた取り組み発表