2019年3月25日月曜日

平成30年度教育委員会との懇話会


 平成31年2月1日(金)大宮区役所多目的室にて、教育委員会との懇話会を開催した。

 懇話会では、現在教育委員会が力を入れて取り組んでいる「親子支援プログラム」及び「いじめノックアウトセミナー」の2つのセミナーを指導2課主任指導主事のお2人が講師となって行われた。
教育行政に直接かかわってくださる先生方においでいただきました。

 「親子支援プログラム」では、人間関係が希薄となってきていることや社会の急激な変化等に伴い、子ども達の家庭内外における過ごし方や他者との関わり方に大きな変化が起きているといった現状の中、家庭における親子のふれあいやコミュニケーションの重要さや、子どもとのコミュニケーションを豊かにするためのスキルを習得するためのものという趣旨説明があったのち、実技が行われた。

まずは心をほぐし、かつ、人間関係についてお勉強

 実技では、「叱り方」「ほめ方」について、設定されたシチュエーションにそって、親役と子役の2人1組で行い、その後お互いの感想を言い合った。実技中は笑いが出たりして終始和やかに進行していった。

 最後のまとめでは、コミュニケーションは「I messeage(私、伝える)」で話すことが大切であるとまとめられた。

 引き続き行われた「いじめノックアウトセミナー」では、事例をあげながら、いじめの実態や現在のいじめの定義がどのようなものなのか最初に紹介された。

さいたま市として取り組む最重要課題です。

いじめ防止対策推進法では、児童等が心身の苦痛を感じているものをいじめと定義されており、いじめはどの子どもにも起こりうるものであるという言葉に驚いた。

紹介された事例の中には、「えっ!これもいじめなの?」というくらい普段でもよく見かけそうな光景であっても、現在はいじめとして積極的に認知することで、いじめの芽を早期に発見し、いじめをなくすという強い気持ちで取り組んでいることが分かった。

え!これもいじめなの?!

 もし、いじめがあった場合に、私たち保護者は、子どもを守るという気持ちで、しっかりと寄り添って自己有用感を育むとともに、冷静に学校と保護者が協力し解決していくことが重要とのことであった。

セミナー後の情報交換会では、セミナーを受講しての感想や要望、認知度を広げるための方策を教育委員会の方に提案した。

真剣に学ぶ理事