2019年6月13日木曜日

令和元年広報紙づくり講習会が実施されました


令和元年5月15日(水)、浦和コルソホールにて、日本教育新聞社編集局 取締役の矢吹正徳氏を講師として招き、広報紙づくり講習会が開催され、市内各校のPTAより235名の広報担当者が参加した。

講習は、広報紙の役割、内容、紙面組などPTA広報紙についての講師による説明から始まり、ワークショップ形式による演習・発表、講師による講評を受けて終了した。

 冒頭、講師からは、PTA広報紙はPTA活動のバロメーターであり、広報紙づくりは仲間づくりでもあること、読まれる紙面・読みたくなる紙面とは何か、PTA広報紙として相応しい記事は何か、など、初めて広報紙を作成する参加者に対して、丁寧な説明がされた。

広報紙について説明をする講師


ワークショップの第1部は、過去の入賞記事を参考にして、紙面を良くするための工夫や特集となる企画のアイデア出し、広報紙を読ませるための見出しの作り方などを学んだ。講師は、各テーブルを回り、色々なアドバイスを行いながら、1つひとつ丁寧に質問に答えていた。

熱心に議論する参加者の皆様

テーブルを回りアドバイスをする講師



ワークショップの第2部は、実際の新聞記事の切り抜きを使い、見出しや写真、記事のレイアウトを決める紙面づくりの演習が行われた。
記事はバラバラに分割されており、縦書き・横書きの記事もあることから、参加者は、限られた時間の中で色々な配置を試しながら紙面づくりを行っていた。

ようやく出来上がった紙面は、前方に並べて張り出され、講師による講評が行われた。


張り出された紙面を前に参加者みんなで講師の講評を聞き入る

講師からは、縦書きの場合の「写真」の配置、「見出し(リード)」の位置、「文字」の読ませ方、など基本的に押さえておきたいポイントについて、各紙面を用いた丁寧な解説が行われた。

講習会終了後は、広報紙づくりに熱心な学校の参加者が、今年度の広報紙コンクールの受賞作品を読んで、熱心に研究する姿が見られた。