この大会は、日本PTA全国協議会に所属する13指定都市PTA協議会の役員並びに関係者が一堂に会し、指定都市間の連携協力と情報交換、共通した課題の解決方法を検討することを目的として毎年開催されています。
今回、さいたま市PTA協議会からは、正副会長・常任理事(各区区連会長)を中心に10名で参加して参りました。
初日は、日P会長・札幌市長・札幌市教育長をお迎えした開会式の後、4分科会(組織運営・研修活動・地域連携・広報活動)に分かれ、およそ3時間に及ぶ情報交換や事例発表が行われました。休憩を挟んだ後、交流会が開かれ、各テーブルとも、分科会ではまだまだ話し足りなかったとばかりに大いに盛り上がっていました。交流会の各指定都市PRタイムでは、本年さいたま市PTA協議会設立10周年の年であることを大いにアピールし、参加者から大きな拍手とたくさんのエールを頂きました。
会場の様子(さいたま市からの参加者)
2日目は、早朝からの各都市代表者会議(磯田会長参加)の後、全体会で初日に行われた各分科会の報告がされました。
続いて行われた記念講演は、幼いころからの夢であるロケット開発事業を実現させた地元北海道出身、植松勉氏の"『思うは 招く』~夢があれば 何でもできる~"でした。
植松氏は、子どもの頃、ご自身の将来の夢の話をすると、「どうせ無理!」「こんな田舎でできるわけがない!」などと、先生をはじめ周囲の大人たちに言われ続けてきました。しかし、諦めずに夢を追い、とうとう従業員たった20人の会社でロケットを打ち上げるまでに至りました。夢を実現させた今、今度は一人の大人として子どもたちに夢を与えるとともに、彼らが大きな夢を持ち続けることを願い、様々な活動をしているそうです。とても感動に満ちた、すばらしい講演でした。
内容満載で駆け足の二日間でしたが、この大会で学んだ様々なことを今後のさいたま市PTA協議会の運営に活かし、各連合会ひいては各単位PTAの活動につながるようにしたいと思います。
講演の模様
さいたま市からの参加者